平成21年4月30日放送 仏壇の祀り方

仏事の泉「仏壇の祀り方」平成21年4月30日放送

(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
    教えてくださるのは仏壇墓石の福宝五泉店の田村さんです。
    よろしくお願いします。

(田村)お願いします。

(近藤)田村さん、仏壇は買って置いておくだけでは意味がありませんよね。
    正しいお荘厳の仕方を教えてください。

(田村)以前お話しましたが、仏壇は小さなお寺だと思ってください。
    ですからお寺の本堂と同じようにお荘厳しなければなりません。
    一般的にはご本尊を中央に、そして両脇に脇侍という仏様を安置します。

(近藤)三体並ぶんですね。(こちらは掛け軸ですね)

(田村)そうですね。仏壇の場合、仏像ではなく掛け軸の場合もあります。
    そして、蝋燭立てや香炉などの仏具を置きます。
    仏壇のお荘厳が整ったら開眼(かいげん)供養や入仏式といわれる
    ご本尊をお迎えする為の法要を勤めます。これで初めてお参りできる
    ようになるのです。
    この時にお経を上げていただいたお寺を菩提寺といいますが、その
    お寺の属している宗派が、そのままその家の宗旨ということになります。

(近藤)ご本尊や脇侍は宗派によって違うんですよね。 

浄土宗真言宗智山派
真宗大谷派曹洞宗
日蓮宗

(田村)違います。たとえばこちら、○○宗になりますが
    ご本尊は○○、脇侍は右の上座に○○、左に○○を安置します。

(近藤)仏像には如来とか菩薩、明王といった呼び名がありますが違いは何ですか。
    
(田村)ご本尊になるのは釈迦如来や阿弥陀如来など如来と呼ばれる仏様が多い
    ですね。如来は修行を完成させた姿を表わしたものだからです。

(近藤)なるほど。そのほかは?

(田村)それに対して菩薩は修行中のお姿で、仏壇では脇侍として安置される
    ことが多いようです。とはいっても観音菩薩や地蔵菩薩のように単独でも
    信仰の対象になっていますよね。
    また、薬師如来には月光菩薩と日光菩薩というように組み合わせが決
    まっているものもあります。
    そして明王ですが、仏壇では脇侍として安置されます。もっとも有名な
    不動明王は真言宗のご本尊、大日如来の化身といわれています。
    今日お話したのは一般的な例でご本尊と脇侍は地域やお寺によっても
    変わることがあります。必ず菩提寺に相談してください。

(近藤)わかりました。ありがとうございました。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です