平成26年 3月28日放送 忌中と喪中
仏事の泉『忌中と喪中』平成26年3月28日(金)放送
葬儀場で「お清めの塩」を見ることがあります。
神道では、死を穢(けが)れと考えて葬儀の際に塩で清めることをしてきました。
しかし仏教では、そもそも死を穢れと見ることがありませんので、塩で清める必要は
ありません。
ところが仏教でも、四十九日までを忌中(きちゅう)、一周忌までを喪中(もちゅう)と
して、この間、お祝い事を控えたり年賀を欠礼したりします。
さらに神道では、神棚を白い紙で封印して死の穢れから守ります。
「喪」は中国に由来しますが、この「忌」の考え方に付いては穢れを嫌う神道の影響で
生まれた、日本独自の風習だといえます。
