平成24年 5月18日放送 如来像の特徴
仏事の泉「如来像の特徴」平成24年5月18日(金)放送
(高橋)仏事に関するさまざまな疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
田中さん、よろしくお願いします。
(田中)よろしくお願いします。
(高橋)今日は、如来像についていろいろ教えていただきたいと思います。
(田中)はい、如来像は、お釈迦様の姿をうつしたものから始まったといわれてい
ます。
それが他の如来像にも発展していったのですが、如来像には、共通の特徴
があります。
(高橋)どんな特徴でしょう?
(田中)はい、人間の顔を現すのに人相が・・などと言ったりしますが、如来の場合
は、三十二相八十種好(さんじゅうにそうはちじっしゅごう)というものがあり、
32の大きな特徴と80の細かな特徴をもっているんです。
(高橋)如来像独特のものなんですね。
(田中)そうです。
主な特徴をあげると、如来像って、全身が金色に輝いていますよね。
これは『金色相(こんじきそう)』といいます。
また、髪の毛は『螺髪(らほつ)』といい小さくカールしたような髪の毛で、
二段に盛り上ったところは『肉髻(にくけい)』といいます。
目は切れ長で耳は幅が広く耳たぶは大きく垂れ下がっています。
(高橋)ははあ・・なるほど、確かにそうなっていますね。
(田中)そして、衣服は、衲衣(のうえ)という布をまとっているだけで、装飾品は
一切身につけていません。
悟りを開いた、お釈迦様の姿を表しているといわれています。
ただし、例外もあって、薬師如来は薬壺(やっこ)という薬の壺をもっています
し、大日如来は、宇宙そのものを身にまとう者として全身が装飾されていま
す。
如来像・菩薩像について詳しく知りたい方は、
長岡市の真宗大谷派浄覚寺の住職で、仏師
でもある山崎祥琳さんのHPを参照ください。
「諸仏紹介」のページに詳しく説明されています。
(高橋)今度お寺にお参りに行ったら、今教わったことに注目してお参りしたいと思い
ます。
今日は、『如来像の特徴』について教えていただきました。
ありがとうございました。
