平成22年12月10日放送 浄土真宗の金仏壇

仏事の泉「浄土真宗の金仏壇」平成22年12月10日放送

(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
   今回も福宝五泉店の銭重さんにうかがいます。よろしくお願いします。

(繊重)よろしくお願いします。

(近藤)今日は『浄土真宗の金仏壇』について教えていただきます。
   先週、お仏壇には金仏壇と唐木仏壇があって、浄土真宗では金仏壇が
   圧倒的に多いとのお話だったんですが、それは、どうしてなんでしょうか?

(銭重)はい、お仏壇が広く一般家庭に置かれるようになったのは、江戸時代に
   入って檀家制度が確立してからといわれています。
   そのお仏壇はお寺の本堂を小さくしたようなもの、と先週言いましたよね?

(近藤)はい。

(繊重)浄土真宗の本堂は、阿弥陀如来の西方極楽浄土の様子を表したものです。
   その阿弥陀如来の浄土は、金・銀をはじめとした七宝(しっぽう)といわれる
   七種類の宝石を基に造られた、眩いばかりの光り輝く美しい世界として
   説かれています。

(近藤)それはすごいですね。

(繊重)しかもその浄土では、阿弥陀如来がいつも説法をされているといわれて
  います。
  そして、浄土の天人の奏でる音楽も、そこに吹くそよ風こ揺れる木の葉の音も、
  また鳴く鳥の声も、みな仏法(ぶっぽう)を説く声として聞こえてくるというのです。

(近藤)とても幻想的で美しい世界ですね。
   その光り輝く阿弥陀如来の美しい世界を表現したものが、浄土真宗の本堂で
   あり、それをさらにコンパクトにしたのが金仏壇というわけですね。

(繊重)はい、その通りです。
   だから、浄土真宗では圧倒的に金仏壇が多いということなんです。

(近藤)(~受けて)
   今日は、『浄土真宗の金仏壇』と題しておしえていただきました。
   ありがとうございました。

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