平成22年12月 3日放送 仏壇の種類

仏事の泉 「仏壇の種類」平成22年12月3日放送

(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
   教えてくださるのは、仏壇墓石の福宝五泉店の銭重さんです。
   よろしくお願いします。

(銭重)よろしくお願いします。

(近藤)今日は、『仏壇の種類』と題して教えていただきたいと思います。
   お仏壇の種類というとどういうものなんですか?

(銭重)はい、大きく分けて金仏壇と唐木仏壇の2種類があります。
   金仏壇は、全体的に黒の漆が塗られていて、内部には金箔が貼られている
   仏壇です。

金仏壇唐木仏壇

(近藤)お仏壇というと、まずこの金仏壇を思い浮かべます。
   立派で重厚で華やかさがありますよね。

(餓重)はい。まさに荘厳な感じがします。
   お仏壇とは家の中に小さなお寺をお迎えしたものだと思ってください。
   この豪華な作りは各宗派の本山のお堂に倣ったもので、仏の世界である
  ‘浄土’を表しているとされています。
   そしてもうひとつの唐木仏壇は、黒檀(こくたん)や紫檀(したん)などの木目を
   生かした仏壇で、金仏壇に比べて色合いがシンプルになっています。

(近藤)シンプルですが、『佗び寂び』や『渋み』といった和の心にも通じているように
   思えますし、作りは同じように精密ですよね。

(餓重)そうですね。日本の伝統的な美意識が表現されているともいえますね。

(近藤)金仏壇と唐木仏壇とでは、どちらを選ぶかば宗派の違いによるんですか?

(銭重)いいえ、そこでの違いはありません。
   唐木仏壇は、全ての宗派共通で使えますし、金仏壇も、宗派による決まりさえ
   間違わなければ、全宗派で使えます。
   中でも、浄土真宗のお宅では圧倒的に金仏壇が多いですね。

(近藤)どうしてなんでしょう?

(餓重)それについては少し長くなりますので、次週にお話ししたいと思います。

(近藤)(~受けて)みなさん、次週をお楽しみに。
   今日は、『仏壇の種類』と題してうかがいました。
   ありがとうございました。

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