平成22年 9月17日放送 お彼岸について

仏事の泉「お彼岸について」平成22年9月17日放送

近藤  知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
    教えてくださるのは、福宝新発田店の佐藤さんです。
    よろしくお願いします。

佐藤  ~よろしくお願いします~

近藤  今日は、「お彼岸について」いろいろと教えていただきたいと思います。
    まず、お彼岸にはどんな意味があるんでしょうか?

佐藤  はい、お彼岸は「彼岸会(ひがんえ)」ともいいます。
    彼岸というのは、「向こう岸」を意味する言葉で、私達の住むこちら側の岸が
    迷いの世界であるのに対して、仏さまの悟りの世界、つまり「浄土」をさしま
    す。お彼岸は「浄土」への憧れや思いを通して、あらためて仏さまの教えに触
    れていこうとする行事の事なのです。

近藤  (~受けて)お彼岸の期間ですが?

佐藤  お彼岸は春と秋の2回あります。
    春は春分の日(3月21日頃)をはさんで前後3日間ずつの7日間、
    秋は秋分の日(9月23日頃)をはさんで前後3日間ずつの7日間をいいます。

近藤  春分の日と秋分の日が関係しているんですね?

佐藤  そうですね。春分の日と秋分の日には、太陽が真東から出て、真西に沈み
    ます。
    西の方角の遥かかなたには、仏教でいう西方極楽浄土があるとされていま
    す。

近藤  なるほど、西方極楽浄土を思い、お参りやお勤めをするのにふさわしい
    期間なんですね。

佐藤  はい、現在では一般的にお彼岸は「お墓参りの日」と思われがちですが、
    本来はお寺の「彼岸会」の法要にお参りすることを中心に、昔から行われて
    きました。
    もちろん仏壇もきれいに掃除をして、そこでのお参りも大切なことです。
    ちなみに、お彼岸は、日本独特の行事で、仏教行事ではありますが、インド
    や中国にはお彼岸の行事がないんです。

近藤  (~受けて)そうなんですか。日本で生まれた行事なんですね。
    今日は、「お彼岸について」教えていただきました。
    ありがとうございました。

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