平成28年 2月26日放送 両界曼荼羅の掛け軸
仏事の泉『両界曼荼羅の掛け軸』平成28年2月26日(金)放送
曼荼羅(まんだら)という言葉を耳にすることがあると思いますが、中でも今回は
両界曼荼羅(りょうかいまんだら)の掛け軸についてお話します。
両界曼荼羅は、平安時代に中国へ渡り密教を学んだ弘法大師・空海が、日本
に持ち帰ったと伝えられています。
密教の中心となる仏、大日如来の説く真理や悟りの境地を表現したものです。
大日如来を中心として数々の仏や菩薩を一定の秩序にしたがって配置したもの
で、「金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)」と「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまん
だら)」の二つの曼荼羅を合わせて「両界曼荼羅」といいます。
曼荼羅は、最初インドでは土壇の上に顔料などで描いていたものが、中国・日
本では掛け軸に変わりました。
