平成29年 7月14日放送 阿弥陀如来像
仏事の泉『阿弥陀如来像』平成29年7月14日(金)放送
日本の仏像は阿弥陀様をはじめとした如来像や、観音様やお地蔵様の菩薩像
など多種多様です。
その中で、今回は阿弥陀如来像についてお話します。
平安時代後期には、釈迦入滅後に仏教の教えだけが残り、正しい修行も悟りも
失われるとされる末法思想がひろまり、厭世観と共に来世の極楽往生が願われ、
多くの阿弥陀如来像や絵像が信仰の対象となりました。
また鎌倉時代に入ると、末法濁世(まっぽうじょくせ)の衆生には、阿弥陀仏の
本願を措いて救われる道はないと説く、浄土教思想が広く民衆に受け入れられ、
多くの木造・絵像が作られます。
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| 鎌倉大仏(国宝) 与謝野晶子が「かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな 」 と、短歌に詠んだように、勘違いされる場合が多いが、実は阿弥陀仏像。 鎌倉時代に造立された事は間違いないが、正確な年代や造立の経緯などは不明。 |
立ち姿の立像は、救いを求める衆生に早く近づくためとも言われます。

