平成30年 8月24日放送 仏壇職人の技④
仏事の泉『仏壇職人の技④』平成30年8月24日(金)放送
お仏壇は様々な職人の技が集結した総合芸術です。
今回は塗・箔についてお話します。
下塗、中塗り、上塗りの順で漆を塗ります。
表面にほこりが付着しないように気をつけ、ムラ無く塗りの厚みを一定に保つ、
細やかな神経と手さばきが要求されます。
漆は適度な温度と湿度がないと乾きません。
「室(むろ)」と よばれる適温湿状態の場所に入れて漆の硬化を調整します。
長年の経験と勘がものをいう工程です。
刷毛目のない仕上がりは熟練の職人の技です。
金箔は箔押し用の漆を使用し、拭き綿などで均一になるように全体を拭いて
いきます。
漆の乾き具合、温度や湿度に応じて、箔押しのタイミングを見極め、1枚1枚丁寧
に貼っていきます。
純金箔の美しい輝きは拭取り加減で決まります。
