平成21年6月18日放送 線香の供え方

仏事の泉「線香の供え方」 平成21年6月18日放送

(BSN近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
        教えてくださるのは福宝柏崎店の近藤さんです。
        よろしくお願いします。

(福宝・近藤)お願いします。

(BSN近藤)近藤さん、前回に引き続きお香の扱い方なんですが、今日は線香の場
        合について教えてください。

(福宝・近藤)はい。ではやってみましょう。まず、前回と同じように一礼します。そし
        て線香をとって蝋燭の火でつけます。線香の火が消えない場合があり
        ますよね。
        そんな時はこうして線香を縦にスッと引くと綺麗に消えます。口で吹い
        たり、手でで扇いだり、振って消してはいけませんよ。
        そして火がついたら香炉にこのように立てて、合掌。一礼して終わりま
        す。

(BSN近藤)焼香する場合は、宗派によって香を上にいただくとか焼香の回数が違
        ったりとかしましたが、線香の場合は何が変わるんですか。
    
(福宝・近藤)線香をいただくことはありませんので、本数の違いと立てるか寝せるか
        の違いになります。
        たとえば焼香を3回行う真言宗や天台宗などでは線香も3本立てます。
        この時、3本は離して立てる宗派とそうしないところがあります。

線香を三本

(BSN近藤)3という数字にどんな意味があるんでしょうか。
 
(福宝・近藤)意味は色々あるんですが、その一つが身口意の三業(しんくいのさん
        ごう)と言って、人間ある身体と言葉と心の三つの行いを清めるためと
        考えられています。

(BSN近藤)寝かせる宗派もあるんですね。

(福宝・近藤)はい。浄土真宗なんですが、やってみましょう。
        1本をこのように適当な長さに折ってから火をつけ、土香炉という陶器
        の香炉へ寝かせて置きます。毎日のおつとめは線香だけでいいんで
        すよ。焼香は仏事の時に主に金香炉を使って行ないます。

線香を寝かせる

(BSN近藤)なるほど、いろいろやり方があるんですね。

(福宝・近藤)とは言っても大切なのは仏様を敬う心です。それを一つの形として表し
        たものが作法ですので、その本質を見失わないようにしてください。
    
(BSN近藤)そうですよね。手を合わせる気持ちを忘れてはなりませんね。
        今日は線香のあげ方について教えていただきました。
        ありがとうございました。

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