平成21年8月27日放送 法事の日取り
仏事の泉「法事の日取り」 平成21年8月27日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今週も福宝南魚沼店の諸橋さんに伺います。よろしくお願いします。
(諸橋)よろしくお願いします。
(近藤)先週のテーマは「忌明け後の心得」ということでお伺いしました。
諸橋さん、では法事をする日はどうやって決めればいいのでしょうか。
(諸橋)はい、本当は命日に勤めるのが良いのでしょうが、実際は命日の近くの週末
になさる方が多いようです。
(近藤)週末というのは、親戚や知人の都合がつきやすいからですよね。
(諸橋)そうですね。
(近藤)それと、法事をする際には命日の前と後では良い、悪いがあるんでしょうか。
(諸橋)よく「命日より早いのは良いが、遅いと良くない」という方がいらっしゃいます
が仏教的には何の根拠もありませんのでまったく問題はありません。後は
ただ気持ちの問題ですね。
(近藤)法事を行うにあたり「仏滅」の日は避けた方が良いと聞いたことがあるんです
が、実際の処はどうなんでしょうか。
(諸橋)仏滅や友引、大安などは「六曜」と言って、これも仏教とは全く関係のない占
いの一種ですので、何も気にする必要はありません。
まずはご家族で日にちを決める事、それとお寺様にもご都合がありますので
早めにご相談されたら良いと思います。
(近藤)なるほど、ご家族で日にちを決め、お寺様にも確認するということですね。
(諸橋)はい。
(近藤)諸橋さん、例えば祖母の三回忌と祖父の十三回忌が同じ年にある場合は
同じ日に一緒に法事を行っても良いんでしょうか。
(諸橋)はい、それはぜんぜん問題ありません。
二つ以上の法事を合同で行う場合は「併修(へいしゅう)」と言います。
(近藤)なるほど、ではその「併修」を行う際の注意点は何かありますか。
(諸橋)いいえ、それは特にありません。
施主様とお寺様のご都合に合わせてお決めになるのが良いでしょう。
(近藤)そのほかに何かありますか。
(諸橋)まだ、一周忌を迎えていない仏様がいらっしゃる場合は、それぞれ個別に
法要を行なうほうが、やはり丁寧といえるでしょう。
ただ一緒でも決して悪いということではありませんので、これもお寺様にご相
談してみてください。
(近藤)なるほど、同じ日に法事を行うか、それとも別々の日に行うかは、お寺さんに
相談するのが良いということですね。
