平成21年9月10日放送 香典袋の使い方
仏事の泉「香典袋の使い方」 平成21年9月10日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
今回も福宝佐渡店の齋藤さんに伺います。よろしくお願いします。
(齋藤)お願いします。
(近藤)齋藤さん、お葬式に出席する場合必ず香典を持っていきますが弔事用の
包みものにもいろいろありますし、表書きにも種類がありますよね。
今日はどのように使い分ければよいのか教えてください。
(齋藤)はい。弔事の場合は繰り返し悲しい事が起こらないようにと願って結び切り
の包みを用います。
(近藤)水引の形が結び切りのものを使うということですね。
色は白と黒以外にもありますがどのように使い分けるんでしょうか。
(齋藤)葬儀のときは白黒か銀色を使い、法事の場合は一般的に銀色か黄色と
白のものを用います。
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| 白黒 | 銀 | 黄色と白 |
(近藤)銀色はどちらにも使えるということですね。
そして蓮の模様がついたものもありますが、こちらはどのように使い分ければ
よいのでしょうか
(齋藤)仏教の場合、ついていてもいなくてもどちらでもかまいませんが神道の場合、
蓮が書いてある包みを使ってはいけません。
(近藤)次に、表書きですがこちらにも種類がありますよね。どのように使い分けるん
でしょうか。
(齋藤)親戚の場合は「御仏前」あるいは「御霊前」と書きます。そして一般の会葬者
の場合は「香典」「香資」「香料」などと書きますが、この場合「御」の字を付け
ないのが基本です。
(近藤)宗派による違いはないんですか。
(齋藤)浄土真宗では「御霊前」は使いませんが、あとは殆ど違いはありません。
(近藤)そのほか「御明し料」なんて書くこともあるようですが。
(齋藤)はい。「御明し料」や「御供物料」などを「御仏前」や「香典」のほかにローソク
代やお供物代として包むことがあります。
それと遺族側の場合ですが、お寺様へのお包みは「お布施」や「廻向料」の
ほかに「御仏前」・「棺覆料」などが必要です。また、お斎(おとき)につかれ
ない場合は「お斎料」や「お膳料」を包みます。交通費は「お車代」でよいで
しょう。
このときの包みものは、本来水引の付かない白い半紙で包むのですが、
市販の包みを使う場合は白黒か銀色の水引のものにしてください。
香典返しや引き出物には「志」。葬儀のお手伝いをしてくれた方には「御礼」と
書いてください。【※「寸志」は目上から下への意味があるのだそうです。】
(近藤)わかりました。今日は葬儀での包みものについて教えていただきました。
ありがとうございました。



