平成22年 7月30日放送 もうすぐお盆
仏事の泉 「もうすぐ、お盆」平成22年7月30日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
教えて下さるのは、福宝佐渡店の中浜さんです。
よろしくお願いします。
(中浜)よろしくお願いします。
(近藤)さて今日のテーマですが、間もなく8月です。
ということで、今日は、お盆について改めて勉強したいと思います。
さっそくですが、お盆とは、どのような行事なのですか?
(中浜)はい。
お盆は日本人に馴染み深い真夏の行事ですが、もともとは、
インドに起源があります。
(近藤)それはどのような?
(中浜)お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といって、サンスクリット語の
ウランバナが、もともとの言葉です。
ウランバナというのは「逆さまに吊るされた苦しみ」という意味で、
お釈迦様の弟子の一人が、母親をある苦しみから救う逸話に由来して
いるんです。
(近藤)詳しく、教えて下さい
(中浜)はい。弟子の名前は目連といって、お釈迦様の弟子の中でも特に優れた
高弟の一人でした。
そのお母さんが、死後、餓鬼道(がきどう)に堕ちていることを知った目連が、
なんとか施餓鬼道から救い出したいと、お釈迦様に相談されました。
お釈迦様は目連に「一定期間の修行を終えた僧侶の集団に、食べ物などを
施して供養しなさい。そうすれば、その功徳で母親は救われるでしょう」
と教えられました。
(近藤)それで、お母さんは救われたのですね。
(中浜)そうです。それがインドから、中国、日本へと伝わって来ました。
特に、日本では先祖供養との結びつきが強くなり、浄土真宗以外の
ほとんどの宗派では、先祖の霊を迎える行事になっています。
(近藤)なるほど。お盆のルーツには、そういう、お釈迦様と弟子のエピソード、逸話
があったんですね。
とても勉強になりました。
今日は、「お盆」について、福宝佐渡店の中浜さんに教えていただきました。
ありがとうございました。
