平成22年 8月27日放送 お墓を建てる
仏事の泉『お墓を建てる』平成22年8月27日放送
近藤「知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
教えてくださるのは、仏壇墓石の福宝糸魚川店の塚原さんです。
よろしくお願いします。」
塚原「よろしくお願いします」
近藤「今日は、お墓を建てると題してうかがっていきたいと思います。
まず、お墓を建てる時期に決まりはあるんでしょうか?」
塚原「いつまでに建てなければいけないという決まりはありません。
一般的には、一周忌、三回忌などに合わせて建てる方が多いようですが、
これも特にこだわる必要はありません」
近藤「お墓が完成したら何かすることはありますか?」
塚原「はい、まず、‘開眼(かいげん)供養’あるいは、‘建碑式(けんぴしき)’という
儀式を行なうことがあります。
法要をすることで石である墓石がお墓となり、また、仏塔としての意味を持つ
ことになります」
近藤「仏塔と言うのはなんでしょう?」
塚原「はい、亡くなられたお釈迦様の徳を偲んで建てられた、お釈迦様の遺骨を
納めた‘仏舎利塔(ぶっしゃりとう)’という仏塔が、仏教でのお墓の始まりだ
とされています。
現代のお墓も、私たちが先祖を仏様として敬う、心の拠りどころです」
近藤「(~うなずいて)生前に自分の墓を建てる人も増えているようですね」
塚原「そうですね。生前墓のことを‘寿陵(じゅりょう)’とも言います。
中国では長寿や子孫繁栄の元になると言われていたようです」
近藤「その場合の法要はどうしたらいいんでしょうか?」
塚原「開眼供養や建碑式を同じように行ないます。
また、新潟では、骨壷を用いないでそのままお骨をお墓に納める場合が
ほとんどですが、この伝統は、お骨が土に還りますようにとの願いが込められ
ているように思います」
近藤「(~受けて)わかりました。
今日は、お墓を建てる、と題していろいろと教えていただきました。
ありがとうございました」
