平成22年12月24日放送 仏壇の構造
仏事の泉「仏壇の構造」平成22年12月24日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
教えてくださるのは、仏壇墓石の福宝五泉店の鏡重さんです。
よろしくお願いします。
(銭重)よろしくお願いします。
(近藤)今日は、『仏壇の構造』と題してうかがっていきたいと思います。
前回はお仏壇の基本的な構造を教えていただいたんですが、
その構造についてくわしく教えてください。
(繊重)はい、中心にある須弥壇ですが、お寺の本堂にならったものです。
ならったものといっても、その構造は本格的で、組子と呼ばれる工法で
作られています。柱から屋根の瓦に至るまで、精密に削り出した小さな
組木で組み立てられています。
| 大谷派 須弥壇 | 本願寺派 須弥壇 |
| 大谷派 宮殿(くうでん) | 本願寺派 宮殿(くうでん) |
(近藤)本当に見れば見るほど見事なものですよね・・
(銭重)そうですね。組木の数は数千もあり、組み立て方は本物のお寺と全く
変わりがないものです。
(近藤)はあ、そうなんですか・・その上の彫刻が施されているところは、
お寺の欄間(らんま)と同じような感じですね?
| 欄間 |
(繊重)はい、ここはお寺様と同じく欄間というところです。
仏壇の欄間は、組子で組み立てられたもの、彫刻で彫り出されたものなど
があります。
(近藤)こちらは見事な彫刻ですね・・
そして、漆塗りの部分にもいろいろな細工が施されていますよね。
| 蒔絵(まきえ) | 扉(とびら)の蒔絵 |
(蛾重)はい、お仏壇は伝統工芸品という面もありますので、金仏壇の中には
このような蒔絵が描かれているものもあります。
漆の上に金粉や銀粉、顔料(色粉)などで花鳥風月が描かれています。
(近藤)(~受けて)
今日は、『仏壇の構造』と題していろいろと教えていただきました。
ありがとうございました。
