平成24年 1月20日放送 合掌する
仏事の泉「合掌する」平成24年1月20日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今回は福宝柏崎店の板谷さんに伺います。よろしくお願いいたします。
(板谷)よろしくお願いします。
(近藤)さて、私達がお寺やお仏壇をお参りする時には、こうして両手を合わせます。
これを「合掌」といいますよね。
(板谷)はい。
(近藤)今回は、この合掌の意味についてお聞かせください。
(板谷)はい、こうやって両方の手のひらを合わせる合掌は、インドが起源の礼法
で、相手への敬意と信頼の気持ちを表現しています。
日本では、仏さまへ礼拝する時に行われことがほとんどですが、インドを
はじめ東南アジアでは、日常の挨拶でも使われています。
(近藤)そういえば、テレビで見たことがありますが、確かにインドでは挨拶する時に
こうやって手を合わせますよね。
(板谷)そうですね。
(近藤)では、合掌にはどのような意味があるのでしょうか。
(板谷)はい、インドでは右手は神聖な手、一方、左手は不浄な手とされてきました。
そして、この神聖さと不浄さを合わせたところに、人間の真実の姿があると
考えられていました。
神聖さを仏とし、不浄さを自分自身とすれば、合掌は仏と自分とが一体に
なった姿を意味するとも考えられます。
(近藤)※合掌しながら
なるほど、こうやって手を合わせることで、仏と人の心が一つになった、
心安らぐ世界に近づけるというわけですね。
きょうは「合掌」についてかがいました。ありがとうございました。
