平成24年 5月25日放送 菩薩像の特徴

仏事の泉「菩薩像の特徴」平成24年5月25日(金)放送

(高橋)仏事に関するさまざまな疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
    田中さん、よろしくお願いします。

(田中)よろしくお願いします。

(高橋)先週は、如来像の特長について教わったんですが、今日は菩薩像について
    詳しく教えていただきたいと思います。

(田中)はい、菩薩というのは、如来、つまり仏の悟りを目指して修行を積む者という
    ことの他に、如来が悟りを開く前のお姿としても、広く信仰の対象になってい
    ます。

(高橋)では、どのようなところを見ると菩薩像だと解りますか?

(田中)はい、菩薩像の基本的なイメージは、出家前のお釈迦様のお姿にあります。
    つまり古代インドの王族の衣装に似せた衣を着て、宝冠をはじめブレスレット
    やイヤリングなどのさまざまな装身具で身を飾り、背にした光背が光り輝いて
    います。

(高橋)なるほど。
    何か一つ例をあげてもらえますか?

(田中)そうですね。
    たとえば観世音菩薩や観自在菩薩とも呼ばれている観音菩薩は、聖観音や
    千手観音、十一面観音といったように、人々の苦悩に合わせて、さまざまに
    姿を変えて現れる菩薩と信じられていました。
    ですから同じ観音様でも、お姿はずいぶん違います。

(高橋)聖観音から教えてください。

(田中)はい、宝冠を被り、左手に蓮華をもち、右手は下に垂らして施無畏(せむい)
    の印を結んでいることが多いですが、水瓶や宝珠を持っていることもありま
    す。
    お顔やお姿が女性のようにしなやかに現された、もっともオーソドックスな
    スタイルをしています。

(高橋)観音様といえば、まずそのお姿を思い出しますね。

(田中)そうですね。
    あと、十一面観音は十一の顔を持ち、人々の十一の煩悩を断つといわれて
    いますし、千手観音は千の手を持って、苦しんでいる無数の人々を漏らさず
    救うといわれています。
       如来像・菩薩像について詳しく知りたい方は、
       長岡市の真宗大谷派浄覚寺の住職で、仏師
       でもある山崎祥琳さんのHPを参照ください。
       「諸仏紹介」のページに詳しく説明されています。

(高橋)なるほど、よくわかりました。
    今日は、『菩薩像の特徴』を教えていただきました。
    ありがとうございました。

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