令和6年8月10日 新潟県県仏教会 県仏通信 第31号

「ご支援をいただきました皆様」 公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団 事務局
 
日頃より、当財団の活動にご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。これまで地震や災害で被災した文化財の復旧・復興にご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 本年1月1日に能登半島震災が起き、この地震により約400件の文化財が被災しました。
 文化財の復旧・復興には有形・無形を問わず時間と資金が必要です。そのため、当財団は文化庁と協働で文化財復興の緊急支援をスタートしました。この度皆様からお預かりした資金は、被災した文化財の復旧・復興に助成いたします。
 未だ被災地では生活インフラの復旧も進んでおらず、震源地である珠洲市や、地震だけではなく火災の被害を受けた輪島市では、現在も断水が続いているエリアもあります。そのため、助成先の募集開始は夏以降を予定している状況ですが、被災地の現状を見ながら呼びかけを進める予定でございます。
 すでに文化財所有者が独自にクラウドファンディングなどを行っておりますが、今回のプロジェクトでは、まだ独自に資金調達が行えず困難な中にある、声を上げることのできない所有者様にも資金をお渡しできるように進めてまいります。
 今回は石川県出身で、元プロ野球選手の松井秀喜さんが応援団長となってくださいました。能登の文化を次の世代へつなぐためにもご支援を検討していただけますと幸いです。

題 1月1日この日に起きた、甚大な恐怖今日本全土に起こっている 人口減少の恐怖
  新潟県仏教会会長 真言宗豊山派 寶光院 住職 佐藤義尚

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