令和4年7月10日 新潟県仏教会 第27号 県仏通信

葬儀に関わる僧侶の実態調査 2022年全日本葬祭業協同組合連合会
 全日本葬祭業協同組合連合会に加盟する葬祭事業者(1269社)による、葬儀に関わる僧侶の実態調査の結果が公表されました。直近の一年間で僧侶が携わらなかった葬儀の割は、「5~20%」が40.7%と最も多く、関東圏においては、「20%以上」が31.7%となっており、葬儀の僧侶離れが進んでいるデータ結果となっている。この背景には僧侶の在り様が関わっているようで、遺族に対しての横柄な態度や言葉使い、一方的な葬儀の在り方、遺族に対する寄り添いが感じられない、などがあげられる。
 また、お布施の金額に対する納得感も影響しているようで、お布施の金額に

「あまり納得していない」

「納得していない」

を合わせると54.8%に上り、金額の内容が不明瞭で経済的な配慮がなく強制的であるとの不満を抱いているようだ。

 葬儀に際しての僧侶の必要性ということにおいては、

「必要である」

「絶対に必要である」

を合わせると、76.3%となり、弔いの場で遺族に寄り添ってもらいたいという希望が高い。
過去のNHKの全国世論調査でも、仏教に対する信頼は75%と高く、寺院・仏閣では50%、僧侶においては25%と低くなっていく傾向にあり、必要とされ信頼感も高くあるのだが、その希望に僧侶が応えられていないという現実とのギャップがデータに反映されている。
高額なお布施をしているにも関わらず、不機嫌や上から目線といった僧侶の態度や言葉使いなどの立ち振る舞いから、日常生活での裕福な暮らしや繁華街での様子など、僧侶のあるべき姿が問われている。
 アンケートによると、

「葬儀や法事の際に遺族の意向を考えて寄り添ってもらいたい」

「日常のことについても気軽に相談したい」

と対話を望まれており、それぞれの人、様々な事情に柔軟に応じられる仏教の教えと僧侶の在り様を期待されている。
仏教者たるもの因果応報とは良く知ることで、その因果の種を自らが播いていないものかと、自分自身の日頃の姿勢や立ち振る舞いをいまいちど確認する機会になればと思います。詳しいアンケートは全日本仏教会のHPにて見ることが出来ます。(辛辣なご意見も多々あります)

題 コロナの時︑仏教の教えを共に
  新潟県仏教会会長 真言宗豊山派 寶光院 住職 佐藤義尚

題 仏教者ビハーラの会とビハーラ病棟
  長岡市仏教会副会長 龍蔵寺 樺澤賢正

題 馬頭観音請来
  真言宗豊山派 不動山華蔵院 住職 福岡宗元

題「お寺サロン」を各寺院でも
  徳聖寺 中村賢識

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です