2020(令和2)年3月
ご挨拶
遅ればせながら新年の御挨拶を申しあげます。
世界では新型コロナウィルスによる肺炎が猛威を振るっております。
コロナウィルスといえば、2002年に中国で初めて確認されたSARS
2012年にサウジアラビアで発生したMERSも記憶に新しいことと思います。
このように特定の地域で発生した新たな感染症が、短い時間に世界中に広がることからもわかるように、世界はますます狭くなり、関係性を密にしています。
一方日本は、少子高齢化、人口減少、過疎化など、既に言い古されてきた感もある問題に直面しています。
首都圏さえも20年もすれば、高齢化が進み、地方と同じ運命をたどることになるでしょう。
ところで、日本の人口はこのまま減っていくのでしょうか?
日本人の人口は確かに減少していくでしょうが、同時に、減った分は外国人が入ってくるのではないでしょうか?
そして、中国・ベトナムは大乗仏教の国であり漢字文化圏です。
ただし、ベトナムは現在漢字表記をしていませんし、両国とも習俗などが日本とは異なり、一筋縄ではいかないでしょうが、これらの国々の出身者を新しい信者にする事は不可能ではありません。
日本国内で海外布教を行うという気構えで臨むことが肝要です。
私の住職をしているお寺に、時折欧米の方からメールが届きます。坐禅修行のために長期滞在をしたいというのです。こういった人達を引き込むこともいいのではないかと思います。
お寺に参拝したい、泊まりたいというニーズに応えることも重要です。
お互い切磋琢磨して参りたいと願っております。
令和2年3月
新潟県仏教会 会長
寺崎 敬道
合掌
