平成31年 2月22日放送 仏教の修行・四摂事①
仏事の泉『仏教の修行・四摂事①』平成31年2月22日(金)放送
葬儀や法要の際、耳にする言葉にお布施があります。
今回は、仏教の修行の一つ「布施」についてお話します。
仏教の修行の実践行為の中に「四摂事(ししょうじ)」があります。
四摂事とは、人に財物(ざいぶつ)を施したり仏の教えを説く「布施」、思いやりの
ある言葉をかける「愛語(あいご)」、人のためになる行いに尽力する
「利行(りぎょう)」、そして人と同じ立場に身を置き協力する「同時(どうじ)」です。
「四摂事」は仏教者に課せられた実践行ですが、本来、それは“仏さまの心
そのままの行為”を表した言葉なのです。
お布施は「四摂事」の最初に語られている重要なことがらです。
それは執着を離れ、誰にでも平等に惜しみなく施す、他人(ひと)を思う心の大切
さを示す教えです。
そして物を施すだけではなく、皆さんの思いやりに満ちた笑顔も、またお布施の
一つになることでしょう。
