平成24年 4月13日放送 仏壇の造り
仏事の泉「仏壇の造り」平成24年4月13日放送
(高橋)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今回は福宝長岡店の諸橋さんに伺います。よろしくお願いします。
(諸橋)よろしくお願いします。
(高橋)先週、お仏壇は小さなお寺のような存在だと教えていただきましたが、
具体的にどういうことなのか、お仏壇の造りについて教えていただけますか?
(諸橋)はい。まずお仏壇には扉が付いていますが、これは「唐戸(からど)」と言わ
れるお寺の本堂周りに付けられた木製の折り戸に似せたものですが、一説
には山門を見立てたものだと言われています。
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(高橋)扉の内側には障子が付いていますが、これは?
(諸橋)はい。お寺によっては、内陣と外陣の境に巻障子という仕切りのある造りの
本堂があります。お仏壇の扉の内側の障子戸も、それに倣ったものと言われ
ています。
(高橋)なるほど。まさにお寺のような作りなんですね。
では続いてお仏壇の内部について教えて下さい。
(諸橋)はい。お仏壇の中心になっているのが須弥壇(しゅみだん)です。
その上が宮殿(くうでん)とよばれ、ご本尊を祀るところです。
そもそもお仏壇とは、仏さまというご本尊をお祀りするためのものなんです
よ。
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| 須弥壇・宮殿 |
(高橋)なるほど。そのため、真ん中の一番高いところに御本尊をお祀りするわけ
ですね。
内部の造りには宗派によっての違いはあるんでしょうか?
(諸橋)はい。お仏壇の様式は宗派によって違います。
例えば、真宗大谷派の場合、宮殿の屋根は2重で、柱は黒塗りです。
それが浄土真宗本願寺派の場合には宮殿の屋根が一層で、柱は金色に
なるんです。
その他の宗派は、宮殿の屋根は一層で、柱は朱か金色になります。
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| 大谷派 | 本願寺派 |
(高橋)なるほど。デザインが違うのは宗派によるものだったんですね。
とても勉強になりました。
今日は「お仏壇の造り」について福宝長岡店の諸橋さんに伺いました。
ありがとうございました。



