平成23年12月23日放送 新年を迎える心得

仏事の泉『新年を迎える心得』平成23年12月23日放送

(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
    今回も福宝燕三条店の高山さんに伺います。よろしくお願いします。

(高山)よろしくお願いします。

(近藤)今日は「新年を迎える心得」をテーマにお送りしていきます。
    2011年も残りわずかとなりました。
    年末というと大晦日、除夜の鐘を思い出しますよね。

(高山)そうですね。
    除夜の鐘は108回鳴らされますが、この108という数字は人間の持つ煩悩
    の数を表しています。
    煩悩というのは、仏教では「心を惑わせたり、悩ませ苦しめる心の働き」の
    ことをいいます。

(近藤)なるほど。
    では除夜の鐘を108回鳴らすというのには、どんな意味があるのでしょう
    か?

(高山)はい。
    鐘を撞くことで煩悩を1つ1つ取り除くという意味があります。
    清らかな心で新年を迎えようというわけです。

(近藤)確かに鐘の澄んだ音は心にしみわたってくるような気がします。
    では、鐘を鳴らすタイミングに決まりはあるのですか?

(高山)はい。
    大晦日から新年にかけて鐘を撞くのですが、大晦日のうちに100回以上
    撞くとか、大晦日に107回撞いて残りの一回を新年になってから撞くという
    こともあります。

(近藤)なるほど。
    そうして年が明けて新年を迎えると、皆さん初詣に出かけるというわけです
    ね。

(高山)そうですね。
    どこのお寺でも修正会(しゅしょうえ)または元旦会(がんたんえ)といった、
    一年の最初に仏さまとご縁を結ぶ大切な行事が行われます。

(近藤)なるほど。
    お正月を迎えるにあたっては、まず仏さまへの挨拶を済ませてから新しい
    一年の歩みを始めていただきたいですね。
    今日は「新年を迎える心得」をテーマにお送りしました。
    高山さん、ありがとうございました。

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