平成23年11月25日放送 仏具いろいろ~木魚
仏事の泉「仏具いろいろ~木魚~」平成23年11月25日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
教えてくださるのは、仏壇墓石の福宝五泉店の小野塚さんです。
よろしくお願いします。
(小野塚)よろしくお願いします。
(近藤)今日は、仏具のなかの『木魚』(もくぎょ)について教えていただきたいと
思います。
小野塚さん、この木魚なんですが、『木の魚』と書きますよね。
でも、魚の形はしていないですよね。
どうして、木魚というんですか?
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(小野塚)そうですね。
まるくて、中は空洞になっていて、横に細長い口をあけていて、なんだか
鈴のようにも見えますね。
でも、ここを見てください・・・これは、魚のうろこの彫刻なんですよ。
(近藤)ははあ、そうですね。
今まで気づきませんでした・・。
(小野塚)木魚というのは、もともとは禅寺で使われていた魚鼓(ほう)というものが
原型とされています。
これは、魚の形をした板で、たたき鳴らすことで、人を集める合図にした
ものです。
それがやがて、こういう形になったとされています。
(近藤)どうして、魚なんでしょう・・?
(小野塚)はい、魚は昼も夜も目をつむらずにいるので、昔は、眠らないと思われて
いたんです。
そこから、眠らない魚にあやかって、怠ける心を戒める、修行に精進する
という意味で魚を象徴的に使ったといわれています。
この龍のように見える彫刻も、実は魚がモチーフなんです。
(近藤)そうですね。
よく見ると魚ではなく、龍のように見えますね。
(近藤)今日は、『木魚』について教えていただきました。
ありがとうございました。


