平成23年11月11日放送 仏具いろいろ~香炉

仏事の泉「仏具いろいろ~香炉~」平成23年11月11日放送

(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
    今日も福宝五泉店の小野塚さんにうかがいます。
    よろしくお願いします。

(小野塚)よろしくお願いします。

(近藤)今日は、仏具の中の『香炉』についてうかがっていきたいと思います。  
    まず、香炉とはどういうものか教えてください。

(小野塚)はい、線香や焼香などのお香を焚(た)く器で、仏壇には必ず必要なもの
     です。
     お参りする時には、香を焚いてから手を合わせますが、これには、お香の
     香りで心身や周りの空間を清めてから、仏さまに向き合うという意味や、
     お香の香りが、そのまま浄土の荘厳を表しているという意味もあります。

(近藤)なるほど。
    お寺の参道に大きな香炉が置いてあることもありますよね。
    あのお香の香りには、心身や周りの空間を清めると言う意味だけではなく、
    浄土や仏さまをより身近に感じることのできる働きもある、ということなんです
    ね。

(小野塚)そうですね。
     また、先週お話した三具足の香炉ですが、よほど大きなお仏壇のもので
     ないと、実際には小さすぎて実用には向いていません。
     ですから、一般的には口が広くてやや大きめの香炉を別に用意します。
     そして、そこで焼香をしたり、線香を立てたりする場合がほとんどなんです
     ね。

(近藤)ああ、確かにお仏壇の中にあるこちらの香炉では、本当に小さすぎて、
    実際にはちょっと使いづらそうですね。

(小野塚)そうですね。
     三具足の香炉は、お仏壇の荘厳用と考えたほうが良いと思います。
     実際にお使いになるものは、少し大きめで、使い勝手の良いものを別に
     お求めになると良いでしょう。

  
使い勝手の良い香炉の例  土香炉(左)と金香炉(右) 
浄土真宗では、土香炉と金香炉の使い方に、違いがあります。 
仏事の泉「線香の供え方」 平成21年6月18日放送 参照

(近藤)よくわかりました。
    今日は、『香炉』について教えていただきました。
    ありがとうございました。

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