平成23年 6月10日放送 お墓の歴史
仏事の泉 『お墓の歴史』 平成23年6月10日(金)放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」です。
今日教えて下さるのは、福宝新発田店の木竜さんです。
よろしくお願いします。
(木竜)よろしくお願いします。
(近藤)さて、今回、新発田店では、お墓に関係して、さまざまなことを勉強して
行きたいと思います。
さっそくですが、お墓とはそもそもどういうものなのですか?
基本から教えて下さい。
(木竜)はい、まずお墓とは、遺体や遺骨を葬り、亡くなった人を弔う場所といえ
ます。
(近藤)起源はいつ頃からになるんでしょうか?
(木竜)例えば、ネアンデルタール人が花などの副葬品とともに、遺体を埋葬して
いたという有名な学説があります。
その説の確かさは別にしても、人類が何万年も前の旧石器時代から、
人の死を悼み、死者を弔うという心を芽生えさせていたことは、他の遺跡
からも明らかです。
(近藤)そんなに大昔からですか。
昔と言えば、巨大なエジプトのピラミッドや、日本の大きな古墳なども、
皆お墓ですよね?
(木竜)ピラミッドは、お墓と言いきってしまうには、まだまだ謎の多い建造物です
が、古墳は間違いなくお墓です。
また、数多くの兵馬俑で知られる、秦の始皇帝廟も、世界屈指の巨大墳墓
ですね。
.(近藤)大きな墓を作る、一番の理由は何ですか?
(木竜)はい、それは権力者の業績や名声を後世に伝えるモニュメントであると同時
に、生前に巨大な墳墓を造営することが、そのまま権力の誇示にも繋がった
からだと考えられます。
(近藤)偉い人だけではなく、一般の庶民のお墓はどうだったんですか?
(木竜)はい、日本で本当の意味で庶民もお墓を持つようになったのは、江戸時代
に入ってからです。
江戸時代に檀家制度が確立されるとともに、庶民の生活にも仏事が溶け
込み、寺院墓地なども多くできるようになりました。
また、明治以前は個人のお墓が普通でしたが、明治以降は「○○家の墓」
のように、家のお墓として建てられることが多くなりました。
(近藤)お墓にも、いろんな歴史が有るんですね。
今日は「お墓」について福宝新発田店の木竜さんに、教えていただきました。
ありがとうございました。
