平成23年 4月 8日放送 葬式の時に気をつける言葉
仏事の泉「葬式の時に気をつける言葉」 平成23年4月8日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今日教えて下さるのは、福宝長岡店の内山さんです。
よろしくお願いします。
(内山)よろしくお願いします。
(近藤)さて、4月は、お葬式に関係するあれこれを伺っていきたいと思います。
さっそくですが、お葬式で、つい緊張して、ふさわしくない言葉を使ってしまう
ことがあると思うのですが、気を付けて使う言葉がありましたら、教えて下さ
い。
(内山)はい、葬儀はいまさら言うまでもなく宗教行事ですので、主宰する宗教や
宗派などの教えに合わない言葉には、特に気を付けるべきです。
(近藤)一般的な、仏教の場合では、どのような言葉が相応しくありませんか?
(内山)まず、「天国」という言葉は仏教用語ではありませんので、仏式の葬儀には
相応しくありません。
「天国」は、キリスト教の英語で言うヘブンの日本語訳がもとですので、
初めから仏教には無い言葉です。
(近藤)では、仏教で、それに代わる言葉は何でしょうか?
(内山)「浄土」とか「彼岸」、あるいは「仏さまの世界」と言えば良いでしょう。
(近藤)他にも、何かありますか?
(内山)「黄泉の国」や「冥土」・「冥界」なども仏教的な言葉ではありません。
(近藤)宗派を問わず、気をつけなければならない言葉はありますか?
(内山)はい。「度々」とか「重ね重ね」のような繰り返しの言葉を、不幸が重なること
を連想させる「忌み言葉」などと言って嫌う方もいらっしゃいますので、弔辞
や弔電のように、文章として残るものの場合は気をつけましょう。
(近藤)他には?
(内山)「死ぬ」という言葉は、あまりにも直接的ですので、「お亡くなりになる」とか
「ご逝去」などの言葉に置き換えれば、ご遺族にも優しいですね。
(近藤)勉強になりました。
今日は「お葬式の時に気をつける言葉」について福宝長岡店の内山さんに、
教えていただきました。
ありがとうございました。
