平成23年 1月21日放送 合掌する
仏事の泉「合掌(がっしょう)する」 平成23年1月21日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今日、教えて下さるのは、福宝燕三条店の佐野さんです。
よろしくお願いします。
(佐野)よろしくお願いします。
(近藤)さて、私達は、毎日、仏壇の前のお勤めで手を合わせますが、今日は、
その合掌について教えて頂きたいと思います。
そもそも、合掌とは、何なのでしょうか?
(佐野)はい、合掌はお釈迦様がお生まれになる以前からインドにあった礼法で、
相手への敬意と信頼の態度を表現したものです。
日本では、仏さまへの礼拝時に行われる合掌がほとんどですが、東南アジア
では、日常の挨拶でも使われています。
(近藤)そうですね、テレビで見たことがあります。
インドでは、小さな子供もしていて、可愛いですね。
(佐野)インドでは右手を神聖な手、左手は不浄な手としていましたので、その神聖さ
と不浄さを合わせたところに、人間の真実の姿があると考えていました。
神聖さを仏、不浄さを自分自身とすれば、合掌することによって、仏と自らが
一体になった姿とも解釈されます。
(近藤)仏と人との一体ですか。
手を合わせる行為そのものに、深い意味があるんですね。
ところで、正式な合掌の方法というものがあるのでしょうか?
(佐野)はい、密教などでは細かく分類されているようですが、一般の方は、それほ
どこだわる必要はないと思います。
自然に、両手をみぞおちから胸の前で合わせ、背筋を伸ばして、ご本尊に
しっかりと向き合って礼拝します。
そして、合掌を解いて軽く一礼します。
(近藤)なるほど、この方法で仏と人の心が一体となり、心安らかになって行くという
わけですね。
今日は「合掌」について福宝燕三条店の佐野さんに教えていただきました。
ありがとうございました。
