平成23年 1月 7日放送 新年の仏事
仏事の泉「新年の仏事」平成23年 1月7日放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今日教えて下さるのは、福宝燕三条店の佐野さんです。
よろしくお願いします。
(佐野)よろしくお願いします。
(近藤)さて、新年を迎えましたが、多くの日本人は、初詣で、神社やお寺に参拝
します。
素朴な疑問なのですが、仏教では、新年の行事に特別な言い方は
ありますか?
(佐野)はい、お正月、1月1日から勤める法要を修正会(しゅしょうえ)と
いいます。
(近藤)修正会(しゅしょうえ)ですか。どのようなものなのでしょうか?
(佐野)はい、元旦から勤める行事ですが、法要の時期はお寺によって
いろいろです。
もともとは、天下泰平や、五穀豊穣などを願って行われた法会(ほうえ)
でした。
(近藤)歴史は古いのですか?
(佐野)詳しい起源は、わからないのですが、奈良時代から全国の大きな寺院で
行われていたようです。
平安時代に入ってから一般化したようで、前の年の罪を悔い改めて、
新しい年の幸多きことを願うようになりました。
(近藤)神社の参拝と似ていますね。
(佐野)ただ、浄土真宗では、修正会に祈祷の意味はありません。
仏さまのご恩に感謝し、心新たに一年の生活を始めるための行事と
して勤めます。
(近藤)宗派によって解釈に違いがあるのですね。
(佐野)はい、それに日本独自の風習が合い混ざって今日の形になった
ようです。
奉納のための、さまざまな芸能も行われ、日本の文化に多大な影響を
与えました。
(近藤)なるほど、正月には改めてお寺に行き、仏さまの心に触れながら、
過去の自分を省みて、未来を見つめなおすというのも良いですね。
今日は仏教の正月行事「修正会」について福宝燕三条店の佐野さんに
教えていただきました。
ありがとうございました。
