平成22年 8月13日放送 墓参りと精霊火
仏事の泉『墓参りと精霊火』平成22年8月13日放送
近藤「知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
今回も福宝糸魚川店の石井さんにうかがいます。よろしくお願いします」
石井「よろしくお願いします」
近藤「今回もお盆についてうかがっていきたいと思いますが、
今日は、8月13日。ちょうど今日からお盆ですね」
石井「そうですね。8月13日を『迎え盆』、16日を『送り盆』とも言います。
そして、お盆というとお墓参りですが、13日の夕方から夜にかけて
お参りに行く方が多いようです」
近藤「お墓参りはどんなものを用意すればいいんでしょうか?」
石井「はい、忘れていけないものは『生花』と『線香』と『ロウソク』ですね。
あと、お墓の掃除道具も必要です」
近藤「お墓だけでなく、まわりのゴミや草なども取り除いてきれいにしておくと
いいですね」
石井「そうですね。お寺によっては、『ひしゃく』や『手桶』がおいてある場合もあり
ますが、大勢の人がお墓参りに行くわけですから、自分たちで用意した方が
いいでしょう。またお寺のものを借りた時は、元の場所に戻しておきましょう」
近藤「お盆には、他に何か特別なことをするんでしょうか?」
石井「はい、お盆の前後に火を炊くことがあります。それには、先祖の霊を迎える
『迎え火』と、送り出す『送り火』とがあります。
家の玄関や仏壇に飾る盆提灯は、先祖が帰ってくる目印とされていますし、
有名な京都の大文字焼きなどは、霊があの世へ無事に着くように灯す送り火
なんです。
これを精霊火(しょうりょうび)ということもあります」
近藤「なるほど。夏の風物詩も仏教と深いかかわりがあったんですね」
石井「そうですね。お盆は地域や宗派によって様々なしきたりや習慣があります。
そういったものを大切に、次の世代に伝えていってもらいたいですね」
近藤「(~受けて)
今日は、墓参りと精霊火について教えていただきました。
ありがとうございました」
