平成21年12月24日放送 お正月を迎える心得
仏事の泉『お正月を迎える心得』 平成21年12月24日(木)放送
(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今回も福宝新潟店の土田さんに伺います。よろしくお願いします。
(土田)よろしくお願いします。
(近藤)今回は「お正月を迎える心得」をテーマにお送りして行きます。
2009年もあと数日となりました。
年末といいますと大晦日、除夜の鐘を思い出しますよね。
(土田)除夜の鐘は108回撞きますがこの108と言う数字は、人間の持つ煩悩の数
を表しています。
煩悩とは仏教では「心身を乱し悩ませる働き、心のけがれ」をいいます。
(近藤)そうすると除夜の鐘を108回撞くというのは、どういう意味があるのですか。
(土田)はい、煩悩1つ1つを消し去るために108回鐘を撞くと言われています。
(近藤)なるほど、そしてお正月になりますと門松や鏡餅を飾りますが、土田さん、
お仏壇にはどんなお飾りをすればいいでしょうか。
(土田)はい、お仏壇を飾ることをお荘厳(しょうごん)といいますが、花は、若松の真
に千両・南天・寒菊などをあしらい、鏡餅をお供えするのが一般的です。
でも、特に何も決まりが無いという宗派もあります。
(近藤)それから、大晦日に飾る一夜飾りはいけないと聞いたことがあるのですが?
(土田)いいえ、そんなことはありません。
一夜飾りは、主に神道などで言われていることですので、お仏壇のお荘厳に
関しては、何も気にする必要はありません。
たとえば、浄土真宗のお東(真宗大谷派)では、お正月のお荘厳は、むしろ
大晦日にすることとされているほどです。
(近藤)なるほど。
それと、年が明けて新年を迎えたとき、前の年にいただいたお札やお守りは
どうしたらいいでしょうか。
(土田)はい、初詣の際に感謝の気持ちを込めて、いただいて来た神社やお寺に
お返ししてください。
(近藤)いただいた神社やお寺が遠い場合はどうしたらいいのでしょう。
(土田)その場合は、近くの神社やお寺にお願いして、一緒にお炊き上げしてもらう
のが良いと思います。
(近藤)1年の計は元旦にありと言いますからね。
新しいお札やお守りをいただいて、また新たな目標に向かってがんばりたい
ですよね。
(土田)そうですね。
また菩提寺への年始参りにも、必ず行くようにしてください。
(近藤)そうですね。
きょうは、「お正月を迎える心得」について福宝新潟店の土田さんに伺いま
した。土田さん、ありがとうございました。
