平成21年11月 5日放送 法事での会食

仏事の泉「法事での会食」平成21年11月5日放送

(近藤)知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
    教えて下さるのは、福宝新発田店の荒木さんです。
    よろしくお願いします。

(荒木)よろしくお願いします。

(近藤)今日のテーマは「法事での会食」です。
    「法事の会食」は「お斎(おとき)」といいますが、どのような 意味があります
    か?

(荒木)はい、「お斎」はサンスクリット語でウパヴァーサ(パーリ語でウポサタ)といい
    ますが、もとは「正午以前の時に分量を過ごさぬ食事をすること」と戒律に定
    められた、修行僧の為の食事のことでした。それが今では法要の後に、皆さ
    んが取る食事のことを言うようになったんです。

(近藤)なるほど。
    それ、その「お斎」ですが、どのような場所を選ぶのが良いのでしょうか?

(荒木)特に決まりはありません。それぞれの都合で決めたらよいでしょう。

(近藤)料亭やレストランでも良いのですか?

(荒木)問題ありません。自宅で行う時は仕出しなどを取っても大丈夫です。
    ただ、仕出しを取る時は、必ず法事の席であることを伝えます。

(近藤)料理の内容に、何か決まりはありますか?

(荒木)本来、法事の「お斎」は不殺生という意味で精進料理なのですが、今は精進
    料理だけで揃えることが難しい時代ですので、現実に即した料理で良いでしょ
    う。
    ただ、精進の心を忘れないようにしたいものですね。

(近藤)他に注意すべき点は、ありますか?

(荒木)「お斎」の席ではお寺様を正客として正面中央に座っていただきます。
    お料理やお酒も、まずはお寺様からです。

(近藤)お寺様がお斎に出られない時はどうすればよいですか?

(荒木)その場合は、「送り膳」と言って料理をお届けするか、或いは「お斎料」を
    お包みするのが良いでしょう。

(近藤)では、一般の方が、出席出来ない場合の対応は、どのようにしたらよいで
    しょうか?

(荒木)その場合も「送り膳」にするか、折り詰めを用意しておきましょう。
    お酒の小瓶を添えることも多いようです。

(近藤)なるほど、わかりました。
   今日は「法事での会食、お斎」について福宝の新発田店の荒木さんに教えて
   いただきました。ありがとうございました。

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